僕たちにとってスーパーマリオブラザースの出現は画期的だった。
まだ小2なのに『一生に一度のお願い』を駆使してでも、ファミコンを手に入れなくてはならない!と思ったほどだ。画面がバグるとガコッとカートリッジをはずし、『ブウウッ!』と息を吹きかけて掃除をするという、半ば儀式的な行動を必要としたファミコンには、今はなくなってしまった”何か”が確かに息づいていた。
気分が乗らないとプレイさえさせてくれないファミコンのじゃじゃ馬っぷりは、どこかスケートボードと似ている気がする。スケートボードもさっき買ったばかりなのに板が折れてしまったり、始めたばかりなのに骨折したりする。そんな2つの存在は確かに80年代当時、僕の中では同じ立ち位置だったのだ。
時は流れ……..2009年、愛らしいアナログなドットでの表現を忘れ、テレビゲームは実写に近い世界になってしまった。しかしトリックは進化したとはいえ、スケートボードの基本的な作りは何も変わってはいない。まさに地に足をついた表現手段といえよう。マーティとドクの世界はまだまだずっと先のことなのだ。変わりゆくマリオを取り巻く環境を、変わろうとしないスケートボードで表現する新しい試みは、単純なことの中にこそ大事なものが隠れていることを思い出させてくれるはずだ。
HARVEST by haroshi
スラッシャー、ドックタウン、マリオ、スケボー・・・。
自分たちの年代には切っても切れない単語の羅列です。
この手の作品が本気でほしいと思ったのは何でぶりでしょう・・。
モノ、すごいっす。
shintaro






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